医師とパリダカドライバーの共同 NGO
アフリカの中でも、砂漠化が深刻なモーリタニア。
今、さまざまな救援策が求められています。
私たちの活動に「力」を貸してください。

ご存じですか。
かつて、緑の大地であった国が砂漠化という環境破壊により、陸の孤島と化していることを・・・。
アフリカ、サハラ砂漠の西端に位置し、国土の80%以上が褐色の砂漠・・・
モーリタニアは、現在でも砂漠拡大が進行し、生活環境は悪化の一途をたどっています。
しかし、内陸では食料、燃料、移動手段、安全等の確保が困難なため、世界中のどのNGO団体も活動が出来ずにいました。
世界一過酷な自動車レース、パリダカのルートの中でも最難関地(砂地獄)として恐れられているのがモーリタニアであり、その砂地獄はマスコミにも厳しい環境となるため取材がほとんどなく、砂漠化による埋没の実体が、未だに海外に知られていない状況にあります。

1960年11月、フランスより独立、国土面積は日本の約2.7倍。内陸には川が無く乾燥し、国土の3/4が砂漠。
アフリカの中で最も穏やかな国民性を持ち、世界でも最も敬虔なイスラム教徒。
過酷な生活環境の中で酪農を中心に生活してきたが、それも近年砂漠化で家畜が死に、野菜はほとんど栽培できず、深刻な食糧事情に見舞われている。
日本とは縁が深く、日本人が食するタコやイカ、マグロなどの80%近くはモーリタニアの沖で捕れたものである。
人口: 3,364,940人(2008年7月、CIA調査による)
首都: ヌアクショット
言語: アラビア語、フランス語
宗教: イスラム教
病院数: 12カ所 (診療所 38ケ所)
医師数: 170人
歯科医師数: 60人
救急車台数: 全国で50台
平均寿命: 53.91歳  (2008年)
出生率: 53/1000(日本の5倍)
児童死亡率: 69.48/1000
識字率: 51.2%

陸の孤島、モーリタニアの現状を知ってください。
砂漠拡大により、井戸家屋が埋没!生活流通網がダウン!
道がないために医薬品、食料、燃料が届かない。
国民の大半が栄養失調。平均寿命は50代!
緊急時の相互通信、救急医療への対応が困難。
消耗部品、工具の不足で故障車両が放置状態!

押しつけでなく、求められる援助を。

モーリタニアは世界の国々の中で最も貧しい国のひとつです。地球温暖化などによる影響で砂漠化が年々進み、遊牧民の国だったはずの砂漠の民は90%の人が遊牧を捨てて、都会に移り住み、さらに厳しい生活を続けています。
パリダカールラリーのドライバーと日赤医療センターの医師がジョイントし、陸の孤島と化した砂漠奥地の町に、専門分野の技術と支援物資を確実に直接届けたいと考えたからです。SAVE THE AFRICAの名で1995年にスタートしたモーリタニアでの支援活動も、始まった当初はモーリタニア内各地を転々と医薬品を届ける作業でしたが、年々私たちも現地の人々の声を聞き、学習して支援の方法を変えてきました。内容は活動のページに記載してあるとおりです。
そして、近年は車両支援と医療支援を中心に砂漠奥地の僻村地で長期滞在し、現地の人々と同じ方向を目指す活動を勧めています。

大地は砂漠化したが人々の心は砂漠化していない。
命が短いから今という時間を一生懸命生きるんだ。

〜シンゲッティの子供達の言葉〜
  
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