Oualata



 ワラッタはモーリタニアの中でも最も美しい街のひとつ、ユネスコ世界文化遺産に指定されている。ネマから120kmほどであるが非常に困難な道程をほぼ半日かかる。しかしそれだけの時間を掛け、困難を乗り越えて行くだけの価値は充分にある。
ワラッタのみどころ


 ワラッタが美しい町といわれる所以は、黄土色の土を固めた家の外壁に白い幾何学模様が施されている独特な装飾。女たちの仕事で、思い思いに模様をつけているのだそうだが、アフリカの風土に独特のイスラム的なデザインがマッチしてじつに美しい。ひとつひとつの家の模様が全部違い、まるで街全体が美術品を並べたようだ。家の中は外壁と反対に白地の壁に茶色の模様が施されている。

 ワラッタもワダン同様、キャラバンの街としてアフリカ北部から塩、銅、宝石や布を運んできた隊商が、ここで南部からやって来た商人達と金、象牙、黒檀などと交換した街である。

ワラッタのオリジナルな壁紙
 
ワラッタの宿と食事
◆オーベルジュ・ワラッタ (Auberge Oualalta)
下町の中、町に到着して登録する警察署のそばにある質素な宿。食べ物もまあまあだが、値段交渉をするのに、リーズナブルな値段がなかなかもらえない。

◆オテル・ド・ラ・ヴィル (Hotel de la ville)
町の高台、図書館のそばにある宿屋で、オーベルジュ・ワラッタよりやや高め。食事もずっと良い。改修した古い建物から、谷のすばらしい景色が見える。

◆オーベルジュ・ド・ボンアクイユ (Auberge de bon acceuil)
宿泊料 2,000ウギア/一人〜。食事1,500ウギア〜。
ワラッタに着いてすぐ目につく、新しい建物で、部屋は広く、清潔なシャワー・トイレと設備も良好。宿泊前に値段交渉したほうがよい。
   
ワラッタのアクセス

 今の時代、交通網が発達して色々な交通手段によって世界中どこへでも行くことができるが、ここくらいアクセスが困難な、世界から切り離された街は珍しいのではないか。とはいえ、2000年以降ウァラッタの飛行場が整備されてヌアクショットから飛行機で行けるようになった。定期便はなく、特別機がチャーターされた時だけフライトしているという。
 
陸路ではネマかチシット、いずれの町から来ても困難なルート。