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街の目抜き通りガマル・アブデル・ナッセール通りには士官学校を初め、警視庁、国営ラジオ局や、国立郵便局、モーリタニア銀行、最近できたばかりのメリディアンホテルチェーンの“ホテルマルハバ”他
大きなビルが立ち並ぶ。国立郵便局はいつも人が立て込んでいるが、常時記念切手を買うことができる。また、ホテルマルハバのみやげ店は、比較的良質の美術品にちかい民芸品をそろえている。
街の中でまず目につくのが大きなモスク。中心部にある大モスク(Grande
mosquee)はサウジアラビアの支援によってつくられた。そして、街の南部にできたばかりの新しいモスクはモロッコからの支援による。いずれも、モザイクの美しい建物だが、残念ながらイスラム教徒でないと入れない。

ミナレットが美しい大モスク
ガマル・アブデル・ナッセール通りからアンデパンダンス通りに曲がって突き当たりが、大統領官邸(Presidence)。左右に2000年にできたばかりの国会議事堂や、アメリカ大使館、スペイン大使館、ソ連大使館が並ぶ。
ガマル・アブデル・ナッセール通りの真中あたり、空港に向かって右側にある中央市場(Marche
central)。大通りから入っていくとまず、衣料コーナーがありメルハファやブブー、下着や子供の衣類を売る店が並ぶ。

メルハファのお花畑
モーリタニアの女性がまとうメルハファ、これを色とりどりに70cmくらいのボールにまるめて並べてある。さながらお花畑のようで、路地いっぱいに並べられたあまりに華やかな色どりに見とれてしまうほどだ。メルハファはフランス語でヴォワル(羽のような)という薄手の布から作られていて、都会ではヴォワルというのがトレンディ。無地の1000ウギア、手で絞り染めにしたものが5000ウギア。
モーリタニアの伝統的な男性の衣装がブブーというもので、メルハファのように展示されず、ほとんど屋内で売られている。幅3、5mの身長の倍の布の真中に首を出す穴をあけ、胸の前にポケットをつけたような衣装で、サイズは1サイズだけ。白、空色、ブルーの3色があり、刺繍の程度によって値段が違う。(1500ウギア〜20,000ウギア)
メルハファのお花畑コーナーの裏手には、縫製屋街。職人はすべて男性である。足踏み式ミシンで、メルハファの下に着るワンピースや、男性用ブブーを瞬く間に縫い上げてゆく。
衣類や履き物、下着などの店が立ち並ぶコーナーのとなりは食材コーナー。肉や魚、野菜、香辛料、穀物、なつめやし屋が立ち並ぶ。食材コーナーは人がごったがえしているが、その奥のあまり人通りのいないあたりには鶏屋、金物屋や家具屋が立ち並ぶ。鶏は金網で囲われた小屋の中を鶏が走り回っていて、その中から選んで買う。ヤギは7000ウギア、羊は10、000ウギアが一般価格だから、それに比較して鶏は3500ウギア〜と量の割に高いとされている。

人があふれるグラン・マルシェ
ガマル・アブデル・ナッセール通りを国立郵便局と反対の方向に曲がるとナショナル博物館(Musee
nationale)がある。遊牧民の生活品コーナーと、矢じりや石器など古代の遺跡コーナーと2つに別れる。日本政府からの支援で内部が充実したものの、国立博物館と呼ぶにはちょっと物足りないかもしれない。入場料500ウギア。
博物館を出てすぐ、民芸市場(Marche des arts
traditionnels)がある。といってもアートに縁薄いモーリタニアでは、セネガルのようなオリジナルな民芸品があまりない。地べたに品物をならべ、砂よけの布をかけて全く商売っ気のないおばさんが売っている店が数件、日本のフリーマーケットよりもわびしい。
ガマル・アブデル・ナッセール通りを飛行場と反対方向に15分程ゆくと漁港(Port
de peche)がある。1986年に中国からの支援で年間50万トンの水揚げが可能な港が建設された。1999年に、日本の支援により新築され、冷凍設備のととのう立派なものになった。かつて日本から多くの漁業関係者らがここで日本向けの漁業に携わっていたが、今は現地人や、スペイン・フランス人などが日本向けの輸出を行っている。
ヌアクショットの海岸は真っ白な非常にきめの細かい砂の海岸がえんえんと続く。波が荒いせいか貝殻が砂粒と同じくらい細かく砕けたのがいっそう白さを際立たせる。その砂丘の途中、漁港の前に黄色や赤、緑、ブルーと色とりどりの模様を描いた漁船が何十隻と並べられている。大西洋の荒い海の中を、木の葉のようにゆられながらこれらの漁船が漁をする。黄色いビニールの防水服を着た黒人の漁師らが、沖に張っておいた定着網を回収するのだ。漁獲の8割を日本に向けて輸出しているというだけあって、日本にそっくりな魚がたくさんいる。鯛、すずき、鯵、鯖、鰈やさくら鯛、まながつお、いか、たこなど。ヨーロッパの魚はヨーロッパ人のように目鼻立ちがごっつくカラフルでヨーロッパ人のような魚が多いが、この国は日本人の顔をした魚がいると驚くほどだ。

大西洋の荒い波に浮かぶ漁船。
何十隻と集まる光景は壮観だ。
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船は漁民と現地の手伝い人たちが協力して浜辺に引き上げる。
船も人もカラフル。 |
陸にあがった漁船から、黄色いカッパの漁師達が、頭の上にのせた箱に魚を満載し、それを一本の紐で支えながらわき目も降らず冷凍車へと走ってゆく。漁を終えて砂の上に並んだ漁船の周りに、セネガル系の民族衣装を着た女性たちが、地面に直に魚を並べて売っている。上がったばかりの漁船から女たちは魚を買い、そして砂の上にならべて売るのだ。黄色いカッパの他に、普段着のままのヘルパーがいる。上がってきた漁船を陸づけする手伝いをして何がしかの魚をもらう大人や子供である。

地元の人が買いにくる。なぜか、魚を砂にまぶして売っている。
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日本のODAで作られた魚市場。鯛や鯖、アジなど日本のものと同じような魚が多いが、時に1mくらいもある魚も並べられている。 |
漁港の魚売りの風景
ヌアクショットの市内ではほとんどの女性がヴォワルを来ているが、この漁港ではセネガル系の民族衣装がめだつ。狩猟民族を先祖とするモーリタニア人は、あまり魚を食べる習慣がないので、ここに集まるのはセネガルから帰化したり移民したモーリタニア人が多いのだ。
夕方16時頃から漁船が上がってくる時間帯に見学にゆくと人の多さと活気に驚かされる。エジプトやセネガル、モロッコなどを旅行したことのある人はしつこいくらい熱心な物売りに辟易すると思うが、その正反対にあるのがモーリタニア。売る気があるのかという程、シャイでおとなしい、悪く言えば活気がない、陰気ともいえる程の静かな性格のこの国にあってこれほど生き生きとした光景が見られるのはめずらしいのではないか。
さらにこの先に、近代的な漁港があって、こちらは世界の大型船舶が停泊、出入港している。1986年に中国からの支援で建設された物で、西アフリカを航行する船舶の拠点となっている。
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2004年末からホテル、マンション、レンタカーなど需要が追いつかない実情で、2004年同時期に比べ、150%の価格。 (1ウギア=0.43¥ 2005年5月)
ノボテル (NOVOTEL Nouakchott TFEILA)
п@: 525-7400 FAX: 525-7429 e-mail : H3754@accor-hoptels.com
住所 Avenue Charles de Gaulle BP40157
シングル 47,250ウギア(=140ユーロ) 。ツイン49,000ウギア(=140ユーロ)。
ビジネススタンダード 61,250ウギア(=175ユーロ〜))。朝食3,000ウギア。

ノボテルの向かいに高級スーパーマーケットがあり、位置的にも便利。2006年以降、石油やレアメタルをめぐって海外からビジネスマンが増え、常時満員状態。
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2004年にオープンしたばかりのこの国で最高級ホテルのひとつ。ホテル・マルハバと同系のアコーグループのホテルとしてスタートしたが、今や、値段も設備もモーリタニア最高のホテルとなった。といっても、NOVOTELクラスなのでくれぐれも世界の一流ホテルのイメージはしないほうがよい。最近は国際会議と石油関係のビジネスマンで連日超満員。67
room, 10スィート、バー、レストラン、コンフェランス会場完備。レストラン・アドラールは西洋料理がメイン、前菜+メインディッシュ+デザート&コーヒーで10,000ウギア〜もしながら、努力の感じられない料理は改善が求められる。
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マルハバ (HOTEL Mercure MARHABA)
п@: 525-5050 FAX: 525-5055 e-mail : H3308@accor-hoptels.com
住所 Avenue Gamel AbdelNasser 郵便局向かい
シングル 35,00ウギア。 デラックス39,200ウギア。スィート 61,250ウギア。朝食2,800ウギア。
全室TV,пAエアコン、バス・トイレ付き60室。コンフェランスルーム5室。2001年にオープンしたアコーグループの高級ホテル。室内はほとんどノボテルと同じ。プールは宿泊客は無料、ビジター2200ウギア。従業員達のサービスも細やかで気持ちがよく、モロッコスタイルのインテリアが美しいバーではフレッシュレモンジュースやジンジャージュースがさわやかで美味しい。プールサイドのパシオ(中庭)にしつらえられたカイマ(伝統的な遊牧民のテント)で砂漠の民のようなゆったり時間を過ごすのもリッチ。
モノテル (HOTEL MONOTEL DAR el BARKA)
п@: 525-3526 FAX: 525-7922 e-mail : info@monotel.mr
住所 Zone des Ambassades, フランス大使館北部、オリンピックスタジアムへの途中
シングル 29.500ウギア。 ツイン39.500ウギア。朝食 2,500ウギア
ヌアクショットで最も高級なホテルだったが、モーリタニア人が経営するようになってレベルが落ちた。 部屋が広くて落ち着いた雰囲気だが、手入れが少し足りない感がある。バー、レストランは落ち着いて都会の喧騒さを一時忘れさせてくれる。プールはビジターOK。58
室, 1スィート、バー、レストラン、コンフェランス会場完備。
ハリマ (HOTEL
HARIMA)
п@: 525-3526 FAX: 525-7922 e-mail : info@monotel.mr
住所 Zone des Ambassades, フランス大使館北部、オリンピックスタジアムへの途中。
シングル 22.500ウギア。 ツイン24.500ウギア。
モーリタニアに仕事で滞在する日本人がよく利用する。ヨーロピアンスタイルのごく一般的なホテル。
エル・アマン (HOTEL
EL AMANE)
п@525-5178 FAX 525-7043 HP: www.elamane.mr
住所 : 62 avenue Abdel Nasser (アブデル・ナッセール通り)
シャワー、バス付き、TV,エアコン付きの部屋が20部屋、シングル13,000ウギア ツイン15,000ウギア〜。
フランス人Decastille夫妻が経営するアットホームなホテル。かつてのフランス植民地時代を思わせる中庭のレストランやバーが映画のひとこまのような雰囲気をかもしだしている。魚料理を中心としたフランス料理はリーズナブルな料金でおいしい。息子アルベールは趣味のフィッシングがこうじて、バンダルゲン南部の海岸でフィッシングツアーを主催している。ヨーロッパからの釣りファンが大西洋のダイナミックな釣りを楽しんでいる。
ホテル ムーナ (HOTEL MOUNA )
п@524-13 30 FAX 525-7043
住所 : Venue du General de Gaulle, BP40069
シャワー、バス付き、TV、エアコン付き、シングル22,500OM〜
モーリタニアの新進大手旅行会社 MKHグループが新設したホテル。
パークホテル (PARC
HOTEL )
п@525-1444 FAX 525-1446
住所 : エル・アマンヌホテルの裏手
シングル11,200ウギア ツイン12,400ウギア〜、朝食 1,000ウギア
シリア人が経営するいわゆる日本のビジネスホテル的なホテル。一泊12,000ウギア〜。シリア料理は中華、インド料理、シリア料理といわれる程料理としての質が高いらしいが、その自慢のシリア料理。客がヨーロッパからの客が多いので味はヨーロッパ向けにアレンジしてあり我々日本人も食べ易い。15rooms,
バー、レストラン
フーダ (HOTEL
HOUDA)
п@525-9171 FAX 525-5501 e-mail:houdahotel@toptechnology.mr
住所 : rue Charles de Gaulles (アブデル・ナッセール通りのシネマ・オアシス隣)
かつてのホテル・オアシスがオーナーが変わり,増築された。一泊16,000ウギア(シングル)、20,000ウギア(ダブル)〜、風呂付き、シャワー付き、シャワー無しなど。
サバ (SABAH)
/FAX 525-1564 住所 Plage de Nouakchott
ヌアクショットの海水浴場にできたリゾートホテル。バンガロー一部屋25,000ウギア〜、本館シングル20,000ウギア〜。
ラ・ペルル・デュ・デゼール (Auberge-resutaurant La Perle du Desert)
529-0771 Fax 529-0188 場所 Avenue Charle de Gaulles
扇風機付きの部屋が一泊3,000ウギア〜。全室シャワー付きだがトイレの無い部屋もある。3食付きペンションは6,000ウギア。オーナーのアブドゥ・ジャマルはフランス語より英語のほうが得意。
ジャルダン・デ・デューンヌ
(Le Jardin des dunes)
教会の側、モーリタニアではめずらしく豊かな林の庭の中に、遊牧民風テントの宿泊施設がある。スポーツ設備、民芸品ショップ。
222-2-59-11-40
レストランで食事をするとしたら、ヌアクショットはモーリタニア内で一番おいしいものが豊富といいたいが、レストランの数があまり多くない上、料金は一般に高い。もともと遊牧民の土地柄、野菜があまりない国なので、一般の人々は羊ややぎをグリルかボイルしたもの、それに米やクスクス、クレープ風の料理を食べている。親類や友人宅で食事を楽しむ慣習なので、モーリタニア人どおしが家族や友人とレストランで食事をしたりすることはほとんどない。それでも、最近の欧米人ラッシュで外国人向けレストランも急ピッチで建設中。ピザショップ、ハンバーガーショップ、スナックレストランなど、筆者が調査が追いつかないほど、市内のいたるところにできている。ただし、味に関してはまだまだ途上国だ。
エル・アマンやパークホテル、ホテルハリマのレストランは味も料金も無難。古くからあるイタリアンのピザ・リナ、最近できたばかりのセレクトは共にイタリアンがメイン。ピザ・リナはスパゲッティ、ピザがメインだったが、最近ステーキや魚のグリル、アイスクリームなどがメニューに加わった。セレクトはシリア人が経営するヨーロピアン料理。魚や肉のカレー煮やグリル、イカのオードブルなどオリジナルな料理はお勧め。
ヌアクショットで最も高級なレストランle Casablancaはサウジアラビア大使館向かい(525-5965)で、緑の庭が美しく、静かなたたずまいで食事は快適。そしてLe Taska(529-4158 フランス大使館並び、教会側)はフランス料理の他、インターナショナル料理をそろえた高級レストラン。パシオと庭が美しいコロニアルスタイルの店で、毎週木曜日はカラオケ大会をやっている。
El Bahdja(630-5383 教会側)は、モロッコ料理専門店。デラックスなモロッコのクスクスやタジンなど、アラカルトで1,300ウギア〜
同じく教会側の中華レストラン“.L'oiseau du Paradi”(525-5752)は、ヌアクショットで最も高級な中華料理。ただし、日本の中華料理店を期待していくとはずれる。ここ数年たくさんの中国人労働者達がモーリタニアの道路工事や公共建築物の建設作業で長期滞在しており、小さな中華料理店や中華食品店が急増した。
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